コーヒーの淹れ方

コーヒー初心者必見!コーヒーを豆から淹れる方法

コーヒー初心者必見!コーヒーを豆から淹れる方法

コーヒー豆を買ってきて淹れてみたいんだけど、まず何を用意すればいいのかな?

そうね、豆は細かく挽かなきゃならないと思うけど、何でどうやって挽くんだろう?

疑問

粉にしてお湯を注ぐってのはわかるんだけどね。コーヒー初心者にもわかるように、必要な道具とおすすめの淹れ方を教えてほしい!

こんなお悩みを解決します。

この記事の内容

  1. コーヒー豆からコーヒーを淹れるために必要な道具
  2. あったら便利な道具
  3. ホットコーヒーの淹れ方
  4. アイスコーヒーの淹れ方

「自家焙煎のコーヒー豆って、豆を買ってもそこからどうすればいい?何か道具が必要?」

なんて考えて面倒になって、いつも通りインスタントでいいか!となる方も多いのではないでしょうか。

私もその一人でした。ちょっとハードルが高いんですよね。そこで今回はコーヒー豆からコーヒーを淹れるために必要な道具と、おいしいコーヒーの淹れ方を解説していきます。

コーヒーにはさまざまな淹れ方があるのですが、まずは日本で最もポピュラーな淹れ方「ハンドドリップ(ペーパードリップ)」に必要な道具を紹介します。

ハンドドリップとは

その名の通り手作業で行うコーヒーの淹れ方の一つ。熱湯を注いでコーヒーを淹れます。

主に紙のフィルターを用いた「ペーパードリップ」と、布のフィルターを使用した「ネルドリップ」があります。

ハンドドリップは、抽出方法を細かくコントロールできることが特徴です。豆の挽き具合やお湯の注ぎ方によって、コーヒーの味わいや風味が変わります。繊細な味わいや香りを楽しむことができるため人気があります。

淹れる過程をじっくり楽しむことができるのも魅力です。

ハンドドリップ(ペーパードリップ)に必要な道具

ミル

コーヒーミルにコーヒー豆を入れる

まずはコーヒー豆を細かく挽いて粉状にするための「ミル」や「グラインダー」が必要です。

まずはお手軽な手動のミルから始めてみることをおすすめします。

豆を買うときにお店で粉にしてもらえば必要ありませんが、一度挽きたてを飲んでみてください!挽いているときの香りから癒されますよ。

ドリッパー

次に、ミルで挽いたコーヒーの粉を入れてお湯を注ぐ「ドリッパー」が必要です。

ドリッパーにはさまざまな種類があり、ハリオの「V60」、ORIGAMIの「オリガミ ドリッパー」、カリタの「カリタウェーブ」などが人気です。

はじめは好きなデザインで選ぶと、淹れるのが楽しくなるのでおすすめ

ペーパーフィルター

コーヒーのペーパーフィルター

ドリッパーにセットして、コーヒーの液体だけを通すための「ペーパーフィルター」を準備しましょう。

ペーパーフィルターはその名の通り紙でできているものがほとんどですが、三洋産業の「アバカフィルター」という、マニラ麻を使用したフィルターがおすすめです。私も使っています。

ケトル(ドリップポット)

お湯を沸かすためのもの、そしてお湯を注ぐためのポットです。

ケトルでお湯を沸かしてそのまま注ぐのもよし、やかんで沸かして、注ぎ口の細いコーヒー用のドリップポットに移し替えて注ぐのもよし。

ペーパードリップにはコーヒー用の注ぎ口が細い「ドリップポット」を使用すると、注ぎやすくて湯量の調整もしやすいです。

コーヒーサーバー

ドリッパーの下にセットして、抽出したコーヒーを受けるためのグラスを「コーヒーサーバー」といいます。

コーヒーサーバーにもガラス製、プラスチック製、目盛りが付いているもの、蓋が付いているものなどさまざまな種類がありますが、サーバーもデザインで選んでいいと思います。

一人分であれば、サーバーが無くても直接グラスやマグにドリッパーを置けば大丈夫ですが、サーバーを使うとプロの気分を味わうことができますよ♪

ハンドドリップ(ペーパードリップ)にあったら便利な道具

次はあったら便利な道具です。

無くてもできるけど、おいしく安定したコーヒーを淹れることにこだわりたい方は揃えちゃいましょう!

スケール

豆の重さやお湯の量を計るだけでなく、ストップウォッチ付きでお湯を注ぐ時間をチェックしながらドリップすることができて便利。

「毎回同じ条件で淹れたい」また逆に「豆の量だけ少なくしてみたり、条件を変えて抽出するとどう味が変わるか試したい」なんて方は必須アイテムです。

コーヒースプーン

コーヒースプーンにコーヒー豆が入っている

主に豆をミルに入れる時や、粉をドリッパーに入れる時などに使います。

私は銅製や木製の物が好きで使っています。

温度計(サーモメーター)

ドリップポットにサーモメーターが刺さっている

ドリップポットのお湯の温度を計ります。コーヒーはお湯の温度で味が変わります!

湯温計の付いたドリップポットやケトルもあるので、初めから湯温計付きのものを購入するのもありですね。

ハンドドリップコーヒーの淹れ方

ハンドドリップコーヒーを淹れる道具

道具はひととおり揃いましたね!いよいよハンドドリップです。まずはホットコーヒーから。

ホットコーヒーの淹れ方

1.コーヒー豆をミルで粉にします

15gの豆を使用します。

ミルは挽き目(粉の粒の大きさ)を調整することができます。ハンドドリップの場合は中細挽き~中挽きがおすすめ。

挽き目が細かいほど濃くなりますが、雑味も出やすくなります

2.ドリッパーにフィルターをセットしコーヒーの粉を入れます。

フィルターをセットして粉を入れる前に、フィルターにお湯をかけ湯通しして紙臭さを取る、ドリッパーにフィルターを密着させる、という方も多いのですが、お好みで良いと思います。

私は湯通しの有無で味の違いを感じたことはありません。

コーヒードリッパー

3.サーバーもしくはコップをセットしてお湯を注ぎます。

やっとここまでたどり着きましたね!いよいよドリップ開始です。

私のおすすめレシピをご紹介します。

  • 30ml(豆の2倍の量)のお湯を注ぎ、40秒蒸らします(待ちます)
  • 40秒経ったら、残りの210mlをそこから約1分30秒ほどかけて、数回に分けて注ぎます

0秒→40秒→ 60秒 →80秒→100秒→120秒

30ml→80ml→120ml→160ml→200ml→240ml

計約2分~2分30秒程度で、合計240ml(粉の16倍のお湯)注いだら完成!

ちなみに、お湯の温度でコーヒーの味は変わります。やってみたい!という方は詳しく書いた記事がありますのでこちらをどうぞ!

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アイスコーヒーの淹れ方(急冷式)

1.コーヒー豆をミルで粉にしたら、ドリッパーにフィルターをセットして粉を入れます。

20gの豆を使用します。アイスは中挽きがおすすめ。

ORIGAMI コーヒードリッパー

2.サーバーに氷を入れ、ドリッパーの下にセットします。

グラスに直接氷を入れてセットしてもOKですが、サーバーに氷を入れてドリップし、その後に氷の入ったグラスに注いだ方が氷が溶けにくく、おすすめです。氷はたくさん使いましょう。

氷は冷凍庫で作った氷よりも、市販のロックアイスを使うとおいしくできて、さらに溶けにくいですよ!

氷が入っているコーヒーサーバー

3.氷で薄まるので少ない湯量で濃いめに抽出します。

  • 40ml(豆の2倍の量)のお湯を注ぎ、40秒蒸らします(待ちます)
  • 40秒蒸らしたら、残り120~140mlのお湯を、そこから約1分ほどかけて数回に分けて注ぎます

0秒→40秒→ 60秒 →80秒→100秒〜120秒

40ml→60ml→80ml→100ml→120~140ml

計約1分40秒~2分程度で、合計120~140ml(粉の6~7倍)注ぎます。お好みの濃さでどうぞ♪

アイスコーヒーをハンドドリップしている

4.できたコーヒーを、グラスに注いで完成!

グラスに新しい氷を入れ、抽出したコーヒーを注げば完成!

インスタントコーヒーや市販の粉のコーヒーでは味わえない、香り高いアイスコーヒーを楽しみましょう♪

アイスコーヒーを注いでいる

まとめ

  • コーヒーを豆から淹れるのに必要な最低限の道具は、ミル、ドリッパー、フィルター、ドリップポット
  • サーバーがあるとプロの気分を味わえ、またアイスコーヒーをおいしく淹れられる
  • ホットコーヒーは豆15gに対し、16倍の量のお湯240mlを約2分で注ぐ
  • アイスコーヒーは豆20gに対し、6~7倍の量のお湯120~140mlを約2分で注ぐ
  • 蒸らしは豆の2倍の量のお湯を注いで40秒

今回紹介した道具を揃えれば、焙煎したての豆を買ってきて新鮮な状態の豆を挽きたてで淹れる、通称「3たて」のコーヒーを自宅でを楽しめるようになります♪

3たてのコーヒーを楽しむもよし、7日目、14日目の豆など味の変化を楽しんだり自分なりの淹れ方を研究してもよし。コーヒーの楽しみ方の幅が広がりますね!この記事がコーヒーの楽しさを知るきっかけになれば幸いです。

おいしいコーヒーでこころを豊かに。コーヒーライフを楽しみましょう!

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Daisuke

ブラックのコーヒーが飲めるようになったきっかけは、焙煎したてのコーヒー。このおいしさを知ってから、みんなにも知って欲しいと思うようになり、コーヒー豆を自家焙煎してネットショップで販売しています。 コーヒー苦くて飲めないんだよね。という方でもすっと飲めちゃうような、甘いコーヒー作りを心がけています。

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